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水処理用語集記事一覧
【国際単位】基本単位国際単位(SI) Le Systeme International d'Unites基本単位長さm(メートル)質量 kg(キログラム)時間s(秒)電流A(アンペア)熱力学温度K(ケルビン)物質量mol(モル)光度cd(カンデラ)(1)メートルは、1/299792458 秒の時間に光が真空中を伝わる行程の長さ。(2)キログラムは、(重量でも力でもない)質量の単位、国際キログラム原...
「透視度」は流入水や処理水などの濁水に対して用いる。直径3cm、高さ30cm程度から100cmの筒状のものに水を入れ、底の標識板が識別可能な水面の目盛りを読む。厳密には晴れた日の屋外の日陰で測るが、そういう事を言っていると測定できる日が無くなる。「濁度」は水道水、井戸水、プール水などきれいな水に対して用いる。試料水と標準液を肉眼もしくは機器により比較測定する。「透明度」は湖沼、海域などの清澄度の測...
Mixed liquor suspended solids)-------------------------混合液中のSSと言う意味である。要するに、曝気槽の中の活性汚泥浮遊物(mg/L)の事を意味する。濾過又は、遠心分離後に乾燥して重量を求める。水処理ではエアレーションタンクの中の活性汚泥の量を把握するために用いる。活性汚泥は浄化微生物が混じった汚泥なので、浄化微生物量と仮定して、浄化能力の参...
Sludge volume------------活性汚泥沈殿率。エアタンの混合液を静置し、沈殿した汚泥をその検水総量に対する百分率で表したもの(%)。SV30は混合液を30分静置後の値。普通SVと言えば、30分のものを示す。1リットルのメスシリンダーで測る。100r/Lのメスシリンダーなどでは、壁の影響が出るので用いない。個液分離のしやすさを調べるための指標である。大きな粒子では自由落下で沈むが...
活性汚泥法で、エアタン内のMLSSを一定の濃度に維持するために、沈殿池から引き抜いてエアタンに「返送」し循環利用する活性汚泥のこと。MLSS濃度と返送汚泥量の関係。MLSS濃度={((曝気槽流入汚水量/日)×曝気槽流入汚水のSS濃度)+((返送汚泥量/日)×返送汚泥のSS濃度)}÷((曝気槽流入汚水量/日)+(返送汚泥量/日))汚泥返送率=(返送汚泥量/日)÷(曝気槽流入汚水量/日)×100
流入してくる汚濁物質量(BODやSS等)。処理場に対する負荷である。汚水量と汚濁物質の濃度を乗じて算出する。負荷量によって大まかに汚泥発生量が決まる。1日当たりの汚濁負荷量の計算式は以下の通り。 汚濁負荷量(Kg/日)=汚水量(m3/日)×汚濁物質濃度(mg/リットル)÷1000
沈殿というのは、固液分離をおこなう水処理の基本である。固形粒子は重力の作用を受けて次第に沈降していく。しかし、自由落下を受けて次第に加速していくと、速度の自乗に比例する抵抗力が生まれる。このため、粒子に働く重力と抵抗力が等しくなったところから、一定速度で沈降していく。沈殿地などの水面積負荷は、一種の流速であり、沈降速度が流速に届かない個別粒子は、洗流されやすくなる。また、次第に濃縮されてくると、粒...