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生物処理の微生物記事一覧

なぜ生物で処理するのでしょう。細菌類は古くから地球の主役でした。細菌類が地球の環境の維持管理をしてきました。現在でも地球の大多数の種が細菌です。細菌などの微生物は、酸化処理や、窒素循環、硫黄循環などすべてに係わっています。微生物はあらゆるものを分解し、安定化させてきました。長い時間を掛けて、すべてのものを効率よく利用するすべを手に入れてきました。汚いものを綺麗にすると言うことは、安定化させるという...

真核生物と原核生物と言う分け方真核生物とは、細胞核があり、膜で区切られています。原核生物はそれ以外です。真核生物、真正細菌(バクテリア)、古細菌と言う分け方真正細菌(大腸菌(E coli)など、硝化、脱窒菌も含まれる窒素循環や、硫黄循環などにも関っています)と、古細菌は、原核生物(広義の細菌)です。ただし、古細菌は非常に不明確な定義です。いわゆる菌の種類は原核生物古細菌(?)、真正細菌(グラム陰性...

活性汚泥と言うのは、バクテリアなどの真正細菌や真菌類(酵母など)、原生動物、後生動物などから構成されている生物群集です。浄化微生物に対して、適当に栄養バランスの取れた排水を反応槽に導入して、一定時間曝気すれば、種々の好気性微生物が、排水中の有機物を捕食して、増殖します。その間、通気、攪拌、混合により、微生物や有機質、無機質の浮遊粒子が凝集して、排水処理に有効な活性汚泥が出来ます。この汚泥は、好気微...

初期吸着、対数増殖期、体内呼吸期の順に処理が進みます。対数増殖期有機栄養物と浄化微生物の比率の高いときに起り、その増殖速度は活性汚泥微生物量について、一次式で表され、この期間では活性汚泥はエネルギーレベルが高いので、フロックを形成しないで、分散する傾向にあります。減衰増殖期有機栄養物(基質)が減少するに従い、微生物の増殖は制限され、増殖速度は残存有機物濃度に比例し、BOD除去速度が一次反応式で表さ...

硝化と脱窒(窒素循環)好気 → 嫌気で段階的に行われます。硝化脱窒を含んだ処理システムの基礎。初沈→曝気槽 → 沈殿地 → 硝酸化槽 → 脱窒槽(栄養添加) → 再ばっき槽 →次行程。好気性で、酸化処理をする(有機態窒素をアンモニアに分解) → 活性汚泥の沈殿 → 硝酸化(酸素の供給) → 脱窒(栄養の添加) → 残存栄養の処理嫌気好気法とは、混合液再循環法の一種好気槽で酸化処理と硝化処理を行い、...