富栄養化

富栄養化とは、海や湖沼や河川などが、貧栄養状態から富栄養状態へと移行する現象を言う。
つまりきれいな水から、栄養に富んだ水(汚れた)になって行くこと。

 

よく言われる富栄養化では、人の生活活動により、海や湖沼が栄養化(汚染)し、植物性プランクトンの異常増殖が起こり、赤潮などが発生することが問題になっている。
これは肥料成分(植物の三大栄養素)が原因になる。

 

窒素、燐の除去はこの対策のためである。(カリウムは元々下水や屎尿には少ない)

 

植物は独立栄養生物なので、有機物を除去しただけでは不十分。

 

独立栄養生物
(窒素、硫黄、鉄などの無機化合物の酸化や光からエネルギーを得て増殖する細菌など。炭素源に二酸化炭素などを利用する)

 

動物は従属栄養生物(有機物を食べて栄養やエネルギーとする)

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